数年前より，マルチバンドタイプ(２０／１７／１５／１２／１０Ｍ)のアンテナをいろいろ探していたのですが，国内ではCQしか販売されて無く，仕方なく2本の八木アンテナをあげようと思っていました．
ところが，昨年10月ころ，ナガラ電子より，新アンテナT59GXが販売されることになり、私の思いとは少し違っていたのですが，さっそく注文しました。
待つこと約1ケ月ほどで2つの梱包で送られて来ました。すぐ，組み立てに取りかかり運用開始です。SWRについては、各BANDとも、CWのバンドエッジで同調がとれてるようです。SSB帯は使用出来ない程悪くはないようです。このANTの上に３０Ｍの八木が乗っているので仕方がないかも。
運よくCQ WW コンテストもあり、各バンドのテストをして見ました。一応各バンド4エレではあるものの、スペース的にはナローである為、それなりに飛んでくれればいいと思っていたのですが、そこそこのパイルでも応答があり、なんとかなっているようで一安心。但し、１０ＭはさすがSIGが弱い。何か物足りない感じ。
（オリジナルについては、５９誌 1999年1月号の記事を参照して下さい。）
やはり導波器を増やそう。少しは良くなるだろう。（本当のことを言えば、ANTを注文した時には，もう2本追加で注文していたのです。hi、hi…）部品として来るので本体より遅れること1ケ月。さっそく、組立取付。出来る限りオリジナルに近い形で使用中です。
変更点：17／12Ｍ 輻射器のトラップの元側を約30mm短く 20／15／10Ｍ，輻射器のトラップの元側を25mm短く，先例を10mm長く No.1,2導波器，輻射器との間隔を約150mm長く 追加のNo.3,4，導波器，No.1,2導波器との間隔を約2100mmに設定
使用してみて，SWRは，BANDのローエッジからまだその下で同調しているようです。ゲインは，少しUPしたようですが，サイドは，まあまあ切れてるような切れてないような，バックは，あまり良くないようです。まだまだ，エレメント長，エレメント間隔ともに，もっと調整が必要ですが，各BAWDともに，CONDXに助けられて，QRV中です。とりあえずレポートまで。（寸法は下図参照のこと）
ＴＧ５９ＧＸ改寸法図
来月は、ＪＡ５ＩＧＸさん宜しく。ED