EDXG ブリテン

落雷と無線機等の被害について

   

JA5EY

 去る7月3日朝7時頃だったか、次男の勤務地である高知県宿毛に急に行かなければならなくなり、バタバタしているときであった。突然、家のメイン・ブレイカーが落ちて電気が、ストップするやいなや、大きな音で、ゴロゴロと来た。落雷だ!一瞬そう思った。バタバタしている時とは言え、電気が切れてはどうにもならないので、一旦、サブ・ブレイカーを全部落として、一部屋毎メイン・プレイカーをテストした所、無線室であった。一瞬、アイタと思った。直撃を予想したから。IC−760PROのACプラグを抜いて、プレイカーをテストしたところOKとなった。IC−760PROは、1.8MHZの受信専用機として使っているので、BEVERAGE ANTを、歩いて見てみたが異常は無かった。幸いにも、IC−775DXは正常に動いたので、繋ぎ変えた所、全く異常は見られなかった。他のANTも全て正常であった。なぜだろう?原因が分からぬまま、出発の時間となったので家を後にした。5日程、宿毛に滞在後、帰宅した。かつて今まで落雷による被害の経験が全く無かつたのでそういった知識は、皆無に等しい。さっそくアマハンで調べてみた。まず、直下型であるが、一応、対策として、タワーをアース板で落としているものの、直撃を受ければ、かなりの被害は覚悟しなければならないであろう。

 幸いにも、今回の場合、直撃でなかったので、被害が最小ですんだ。本によれば、これの頻度は少ないそうである。             .

 もう一つの披害は、近くの6600V高圧線近くに落雷してACラインに誘起されて、トランスを介して100Vラインを通じて、無線機等の電源回路に入り込み、整流素子がやられてしまう。しかし、IC−775DXを始めとして、他にTVセットやパソコンに被害が無かったのが不思議である。なぜ、IC−760PROのみやられたのか分からない。これの対策としては、遠くでゴロゴロ言いだしたとき、必ず全てのACプラグを抜いておくことだそうだが、無精な私には、到底、無理な話である。ちなみに、この被害の頻度が多いそうだ。

 とりあえず、ACプラグの両端間をテスターで調べたところ、SW−ONの時、ほとんど、通であった。 RF増幅回路が心配であったので、あけてみたが、外観上は、きれいであった。それ以上は、さっぱり分からない。むかしの400ラインの時代だと一度もメーカーに送った事はなかった。全部自分で、直したり、改造したものだが、今のハードは、さっぱり分からない。さっそく、メインテしてもらうべく、メーカーに送りつけた。
                                    以上

申し訳ありませんが、EA9/JI6KVR、3C0ANのQSLカードのデザインは、ブリテンがコピーであるためスキャナーで取り込むには無理がありました。
したがって、ここではお見せできなくて残念です。(JH5PHC)

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